今日のみ言葉【No.3730】(2025年 9月18日)「過越の祭の規定(2)」

その血はあなたがたのおる家々で、あなたがたのために、しるしとなり、わたしはその血を見て、あなたがたの所を過ぎ越すであろう。わたしがエジプトの国を撃つ時、災が臨んで、あなたがたを滅ぼすことはないであろう。
(出エジプト記12:13)

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「いつか大災害が来る」

と信じて、聖路加病院では定期的に訓練を行っていました。

その備えが、地下鉄サリン事件で大量の傷病者が搬送された際に、多くの命を救う基盤となりました。

信じて行動することが命を救う。

過越の祭にはそのことを覚えるようにとの意味が込められています。

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出エジプト記第12章に記されている過越の準備には、一頭の小羊の犠牲がありました。

神はこう命じられました。

「イスラエルの会衆はみな、夕暮にこれをほふり、その血を取り、小羊を食する家の入口の二つの柱と、かもいにそれを塗らなければならない」
(出エジプト記12:6-7)

門の柱とかもいに小羊の血を塗るのです。

それは10番目の災いを受けないための必須条件でした。

「その血はあなたがたのおる家々で、あなたがたのために、しるしとなり、わたしはその血を見て、あなたがたの所を過ぎ越すであろう」
(出エジプト記12:13)

つまり、その血があることによって死の使いはその家を過ぎ越し、人々は守られたのです。

「わたしがエジプトの国を撃つ時、災が臨んで、あなたがたを滅ぼすことはないであろう」
(出エジプト記12:13)

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ここでどうしても覚えておかなければならないことは、この災いがエジプト人だけでなく、イスラエル人にも及ぶ可能性があったという点です。

もしイスラエルの民の中で、誰かが、

「神はイスラエルを覚えておられるのだから、わざわざ小羊の血を塗らなくても救ってくださるだろう」

と考えて、小羊の犠牲の血を塗らなかったなら、その家の初子は死んでしまっていたということです。

どうしても、

「信じて行動を起こす」

「言われたとおりに従う」

ということが必要だったのです。

この小羊は、イエス・キリストの予型とされています。

イエス・キリストが十字架で流された血によって、私の罪が赦されたと信じる者が救われるのです。

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キリストの贖いを信じて救いの中にある生活を続けてまいりましょう。

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