今日のみ言葉【No.3487】(2024年10月28日)「生活の処方箋(184)『根を養う』」
雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけても、倒れることはない。岩を土台としているからである。
(マタイ7:25)
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人生、
「木を養うには根を養うこと」
が必要だということを十分理解していないことがあります。
あまりにも結果だけを求め、根が見えなくなってしまうからでしょうか。
昭和48年、金田正一氏がロッテの監督になった時、まず一番に村田投手に
「なぜ、昨年は3勝しかあげていないのか」
と聞きました。
「理由はわからない」
と、村田投手は答え、そこで監督は言いました。
「あなたのピッチングフォームは、どの投手よりも右足一本で立っている時間が長い。しかし、たっぷり走り込んでいないため、右足も左足も弱くなっていて、体重が支えられない」
と。
そこで彼は、来る日も来る日も走り続け、結果はその年8勝。
さらに走って12勝。
気がついてみたらロッテは優勝していたのです。
何が一番大切かという基本は、どの方の人生にも共通しているようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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全人類に共通して適用される土台は、イエス・キリストだと聖書は述べています。
イエス様はこう言われました。
「それで、わたしのこれらの言葉を聞いて行うものを、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができよう」
(マタイ7:24)
聖書に書いてあるキリストの言葉を真実であると信じ、その言葉を土台として生きる人は、
「岩の上に自分の家を建てた賢い人」
だというのです。
平常時は、岩の上の家も砂の上の家も、どちらも変わりなく見えます。
しかし、
「雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いて」
(マタイ7:25)
という時が必ずやって来ます。
それは人生の試練という意味だけでなく、究極的には死です。
死は現世で積み上げたあらゆるものを奪っていきます。
そして、神から与えられた命をどう使って生きたか、その評価がなされ、裁きがあることを聖書は厳粛に教えています。
「なぜなら、わたしたちは皆、キリストのさばきの座の前にあらわれ、善であれ悪であれ、自分の行ったことに応じて、それぞれ報いを受けねばならないからである」
(第2コリント5:10)
しかし、キリストを信じ、永遠のいのちをいただいている者は、地上生涯で積み上げた以上の報いが来世の天国で待っているのです。
「そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい」
(マタイ25:34)
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根を養い、土台をキリストに据え、あなたの人生を築き上げて参りましょう。
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