今日のみ言葉【No.3074】(2023年 5月10日)「エサウの結婚」
エサウは四十歳の時、ヘテびとベエリの娘ユデテとヘテびとエロンの娘バスマテとを妻にめとった。彼女たちはイサクとリベカにとって心の痛みとなった。
(創世記26:34-35)
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夫が信者、妻が未信者のご夫婦から、子供の日曜日の過ごし方の相談を受けたことがあります。
日曜日、ご主人はお子さんを教会学校に連れて行き、信仰のことを幼い時分から学ばせたいと考えています。
ところが奥様は、身体作りが大事と考え、日曜日はスポーツクラブに通わせたいと考えています。
夫婦で価値観が違うのです。
どちらも自分のやり方が子供の将来のために正しいと考えています。
それで意見が分かれてケンカになり、結局子供は日曜日どこへも行けず、家にいるというわけです。
家族内で価値観が違うということは、イサクとリベカの心に痛みを生み出しました。
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エサウは40歳で結婚しました。
おめでたい出来事のはずですが、両親であるイサクとリベカは喜べません。
なぜなら、
「エサウは四十歳の時、ヘテびとベエリの娘ユデテとヘテびとエロンの娘バスマテとを妻にめとった」
(創世記26:34)
とあるように、ヘテ人の女性を妻としたからです。
外国人との結婚が悪いということではなく、同じ信仰を受け継がない者たちとの結婚だったからです。
もともとエサウには霊的識別力が欠けており、霊的な永遠の祝福を選ぶより、彼は一杯のあつものという物質的祝福を望む人物でした。
ですから、自分の結婚においても、霊的観点から妻を選ぶということはしません。
彼の妻たちがアブラハムとイサクの神への信仰を第一にするはずはありませんから、イサクとリベカとの間で、先のご夫婦のような価値観の相違が生まれます。
「彼女たちはイサクとリベカにとって心の痛みとなった」
(創世記26:35)
のも当然です。
このような現実の中で人は生きるようになったのです。
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価値観や信仰が違う人々の間で私たちは生きています。
その中で、神を第一として生きるということは、心の痛みを覚えつつ、忍耐しながら生きることになります。
状況が全く変わらなくても、あなたが神を見上げ、祝福を世に撒き散らす人生を送れば良いのです。
今日もあなたが祝福の基として生きられますように…。
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