今日のみ言葉【No.3068】(2023年 4月28日)「72人の弟子たちの帰還(3)」
そのとき、イエスは聖霊によって喜びあふれて言われた、「天地の主なる父よ。あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました。父よ、これはまことに、みこころにかなった事でした。
(ルカ10:21)
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キリスト教ジョークです。
ある神学者が路傍説教を聞いていると、パンフレットを配りながらやってきた女性に尋ねられた。
「あなたは、救われていますか?」
神学者は答えた。
「そのつもりですが」
女性は問い返した。
「あら、そのお顔で?」
(『自伝的説教論』、加藤常昭著、キリスト新聞社、P123)
(※信仰とはにじみ出るものだというお話です)
イエス様は弟子たちの報告を聞いて心から喜ばれました。
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前回、弟子たちに「喜ぶな」と言われたイエス様でしたが、ご自身は彼らの報告を聞いて大いに喜んだことが記されています。
「そのとき、イエスは聖霊によって喜びあふれて言われた」
(ルカ10:21)
これは人間的な喜びではなく、「聖霊によって」ですから霊的な喜びです。
つまり、お手柄だったとか、成果を上げたから嬉しいということではなく、天の霊的観点から見て喜ばしいことだったのです。
イエス・キリストが言った言葉はこうです。
「天地の主なる父よ。あなたをほめたたえます。これらの事を知恵のある者や賢い者に隠して、幼な子にあらわしてくださいました。父よ、これはまことに、みこころにかなった事でした」
(ルカ10:21)
「知恵のある者や賢い者」とは誰のことでしょう?
代表的なのは、律法学者・パリサイ人たちです。
彼らは神が与えたモーセの律法を字義通りに受け取らず、それに細かい人間的解釈を加えた口伝律法の方を重要視し、本来の神の意図をねじ曲げていました。
律法学者・パリサイ人らは、口伝律法の方をユダヤの人々に守るよう強制し、民衆はそれに縛られた窮屈な生活を強いられていました。
これらの人々には、霊的真理や味わえるはずの喜びが隠されるとイエス様はおっしゃったのです。
しかし、「幼な子」にはあらわしてくださいます。
この「幼な子」とは直接には派遣された72人の弟子たちのことですが、一般に拡大すると、御言葉を単純に信じる人たちです。
これは考えるなとか批判するなということではありません。
聖書を学ぶことは大事なことですが、人間の理解力には限界があります。
自分の名前がいのちの書、しかも小羊のいのちの書に記されているという情報をそのまま受け取って信じ、単純にそれを喜んでいることが良いのです。
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救いの喜びを顔に出す今日として参りましょう。
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