今日のみ言葉【No.520】(2013年 3月 7日)
わたしの選んだ人のつえには、芽が出るであろう。こうして、わたしはイスラエルの人々が、あなたがたにむかって、つぶやくのをやめさせるであろう」。
(民数記17:5)
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神に選ばれたリーダーたちは、しばしば批判にさらされます。
モーセもレビの子たちの反逆を受けました。
「あなたがたは、分を越えています。全会衆は、ことごとく聖なるものであって、主がそのうちにおられるのに、どうしてあなたがたは、主の会衆の上に立つのですか」
(民数記16:3)
神はモーセとアロンを選んだことを明確にするため、
「おのおのの父祖の家にしたがって、つえ一本ずつを取りなさい。」
(民数記17:2)
と命じられました。
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翌日、モーセがあかしの幕屋に入り、十二部族が差し出した十二本の杖を見ると、
「レビの家のために出したアロンのつえは芽をふき、つぼみを出し、花が咲いて、あめんどうの実を結んでいた。」
(民数記17:8)
あめんどうとはアーモンドのことです。
アーモンドの木は桜と同じように、花が咲いてから葉が出ます。そして開花後約3ヶ月で実を結びます。
もしかしたらアロンの杖はアーモンドの木でできていたのかもしれません。
しかし、花と実が同時に、しかも一日にして同じ枝に存在することはあり得ません。
この出来事によって、モーセとアロンが間違いなく神に選ばれていることが証明されました。
このことは非常に重要なことだったので、
「そこには金の香壇と全面金でおおわれた契約の箱とが置かれ、その中にはマナのはいっている金のつぼと、芽を出したアロンのつえと、契約の石板とが入れてあり、」
(ヘブル9:4)
とあるように、契約の箱の中に納められるほどでした。
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この奇跡は何のために行われたのでしょうか?
指導者には絶対服従しなければならない、という意味だったのでしょうか?
続く個所で神様はその意図をこう説明されています。
「こうして、彼らのわたしに対するつぶやきをやめさせ、彼らの死ぬのをまぬかれさせなければならない」。
(民数記17:10)
つぶやき、すなわち否定的言葉を吐き続けることは、その人の人生を破壊するからです。
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そのことは現代の医学で既に常識になっています。
「もう若くない」
「年だから」
「疲れた」
という口癖がある人は、早く老化するというのです。
脳は発せられた言葉に合わせて身体を変えていこうとするからです。
ですから、
「もう若くない」
という言葉を聞くと、脳は、
「もう若くないんだから老化ホルモンを出さなければならない。姿勢も老人のイメージの通りに。表情もああやってこうやって…」
と、言われた言葉の通りにしようと全力投球し始めるのです!
ですから、相撲界では稽古中の「疲れた」という言葉は禁句です。
代わりに、
「力が入りました」
と言うように指導されるそうです。
脳科学など無い時代から、経験によって否定的言葉の影響を知っていたのでしょう。
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ふと今までと同じ言葉が口から出そうになったら、前向き肯定的な言葉に言い換えましょう。
「もう若くない」は「大人になった」
「年だから」は「経験を積んだ」
「疲れた」は「力が入りました」
そして、
「どんなときも大丈夫。神様が最善に導いて下さる。」
と宣言し、その通りの収穫を得ていきましょう。
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今日も前向き肯定的な言葉を使って参りましょう。
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