今日のみ言葉【No.2727】(2022年 1月22日)「エラーを許す」
そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである。
(ヘブル7:25)
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その昔、英国の政治家が自分の肖像画を画家に描かせました。
出来上がった絵を見ると、それはそれはそっくりです。
彼はきっとほめられるだろうと思って見せたのですが、依頼主の政治家からは反対にダメ出しを喰らいました。
「君は私の『イボ』を描いてないじゃないか!」
画家はおずおずとこう答えました。
「しかし、閣下、私が思いますに、イボがない方があなたはもっと魅力的に映ります。そう思われませんか?」
政治家は彼の言葉を一蹴してこう言い渡しました。
「私のあるがままを描いてくれ。イボも全部だ!」
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もしあなたが、自分の欠点も一緒にして自分自身を受け入れられたなら、それはあなたの信仰が成熟のレベルにまで到達した証拠となります。
自分の中にエラーがあると認めることができないうちは、他者のエラーを許す恵みの性質は得られません。
そのままでは、自分の気分が良い時は人をほめられますが、気分が良くない時は人を悪くあしらってしまうことになります。
しかし、信仰は私たちをその状態から救ってくれます。
神を信頼して前向きに生きる信仰は、自分にも人にも「完全」「パーフェクト」を要求しないからです。
全力を尽くした後で自分のミスや過ちに気づいたら、
「私はとにかくやることはやれたのだ」
と、ここまで来ることができた恵みを神様に感謝しましょう。
それは失敗に目をつぶるということではなく、やる価値のあることはやったのだと信じて自分自身を見るということです。
そして、その目で、あなたの家族や友人、仕事仲間を見るのです。
それが自分にも他者にもエラーを認めて許してあげられる態度です。
そうしない限り、人は誰とも強い人間関係を結ぶことはできません。
それは全能の神に対しても同じなのです。
神は私の明らかな罪も、欠点もエラーも、すでに受け入れておられる御方なのに、それが信じられないうちは、神への懐疑は消えないからです。
聖書に啓示されてある神は、御子イエス・キリストの十字架によって私たちのすべてを受け入れてくださり、私たちを待っておられます。
「そこでまた、彼は、いつも生きていて彼らのためにとりなしておられるので、彼によって神に来る人々を、いつも救うことができるのである」
(ヘブル7:25)
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あなたの中にエラーがあることを許しましょう。
そして、それもろとも、ありのままの姿を「良し」として受け入れてくださる御方の胸に飛び込む今日として参りましょう。
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