今日のみ言葉【No.385】(2012年 8月30日)
恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい。
(ピリピ2:12)
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ディズニーランドは多くのリピーターが来ることで有名です。
なぜ人々が何度も繰り返し、高いお金を払ってでも来るのでしょうか?
そこに「感動」があるからです。
ディズニーランドの広大な敷地内には、駐車場も含めて、自動販売機は1台も置かれていません。
自動販売機は便利だが人に感動を与えない、というのがその理由です。
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「感動」をお客様に与えることに邁進するディズニーランドだけに、数百人のダンサーたちは毎年1回、全員オーディションを受けなければなりません。
キーワードは、
「君のダンスは初演になっているか?」
です。
そうです。毎日同じダンスを踊っていると
「慣れ」
がいつの間にか入ってきて、初めてステージに立てた時の喜びと感動が失せてしまうのです。
ですから、初演の感動が感じられないダンサーは、たとえ実績があっても容赦なく落とされます。
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今日の聖句は、その「慣れ」のことにふれている個所です。
イエス・キリストの救いは、十字架において完成しました。
そのことを信じるだけで救われ、人間は何も付け加える必要がありません。
しかし、
「救の達成に努めなさい」
と、いかにも救いはまだ達成されていないから努力しなければならないような書き方です。
これは、信仰の新鮮さを保ち続けよ、ということなのです。
教会で礼拝に毎週出席し、讃美歌を歌い、説教を聞き、献金をし、クリスチャン同士の交わりを持つ、ということを繰り返していると、いつの間にか「慣れ」が起きてきます。
つまり、その生活が当たり前となり、感動が薄れていくのです。
喜んでやっていた「奉仕」は「当番」となり、「祈り」は「義務」となります。
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だから、
「恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい」
なのです。恐れおののかなければならないのです。
今の環境になれてしまい、恵みが当然となってしまうと、恵みを恵みと感じることが出来ません。
やがて不平不満が出て、それが満たされるのが当然と思い始めると、まもなく「傲慢(ごうまん)」の実がなります。
傲慢な人の特徴は、自分が傲慢であることに気づかないことです。
そして、
「世の中で苦労しているのは自分だけ」
としか思えません。
周囲の配慮や、他人も同じように苦労していることが見えなくなるのです。
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もしあなたが、
「自分は犠牲者・被害者側であり、本当に周りの人が動いてくれないので私ばかり苦労している。自分が傲慢?とんでもない!私のどこが傲慢?」
と思っていらっしゃるのでしたら、1度だけでいいですから霊の健康診断を受けて下さい。
「神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に導いてください。」
(詩篇139:23-24)
このみ言葉を持ってしばらく祈り、神様に心の中を探っていただきましょう。
神様は必要なことのみを知らせて下さいます。
そして、神に示されたことだけをやればよいのです。
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霊の健康診断の結果はすぐに出ます。示されたらすぐに方向転換しましょう。
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