今日のみ言葉【No.2678】(2021年11月13日)「信仰の鍛冶師」
鉄が鈍くなったとき、人がその刃をみがかなければ、力を多くこれに用いねばならない。しかし、知恵は人を助けてなし遂げさせる。
(伝道の書10:10)
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私の生まれ故郷、米沢市には上杉の城下町の名残として旧町名が残されています。
本五十騎町、馬場ノ町、御膳部町などは読んで分かる通りの役目を担っていたのでしょう。
鍛冶町は武士の魂である刀剣を扱う鍛冶師が集められた町で、今でも優秀な鍛冶屋さんが営業しています。
ある人が試しに包丁を研ぎに出したところ、それこそ切れ味鋭い包丁となって返ってきて
「力を入れずにサクサク切れる」
と驚かれたそうです。
聖書では人間を研ぎに出すことが勧められています。
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今日の聖句の「鉄」とは木を切る時に使う「斧(おの)」のことです。
新改訳では「もし斧が鈍くなったとき」、新共同訳では「なまった斧を研いでおけば」と訳されています。
なまった斧では通常より力を入れて木を倒さなければなりません。
それでは疲れが増し、能率も上がりません。
しかし、切れ味鋭い斧で木を切ったらどうでしょう。
その反対となるのは言うまでもありません。
刃を研ぐ時間を惜しむよりは、いったん止まり、時間をかけて自分自身を点検し、磨き直すことが最も能率を上げる方法だというのが聖書が語る知恵です。
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成長する際にもこれと同じことが言えます。
ある程度成功を収めると、
「もうこれで十分ではないか」
と、今まで自分の成長を切り開いてきた刃が、鈍くなった斧のようになるのです。
多くは、疑いが起きたり、否定的態度の持ち主からの影響を受けた時です。
この辺りで、
「刃がなまってきたな。現状維持で良いと思っている。そろそろ研ぎに出すか」
と、今までの自分とは違ってきたことに気づける人はさいわいです。
毎日この御言葉メール読んだり、自分のディボーションの時を持ったり、人の意見に耳を傾ける人はそうできます。
自分以上の神の知恵をいただこうとする心の持ち主には、神は惜しみなく知恵を与えて下さるからです。
「あなたがたのうち、知恵に不足している者があれば、その人は、とがめもせずに惜しみなくすべての人に与える神に、願い求めるがよい。そうすれば、与えられるであろう」
(ヤコブ1:5)
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自分のペースを一旦止め、神の声に耳を澄ましましょう。
あなたの信仰を神という最高の鍛冶師に研ぎに出し、切れ味鋭い、軽やかなものとならせていただきましょう。
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