今日のみ言葉(2011年12月13日)【No.200】
「事はすでに成った。わたしは、アルパでありオメガである。初めであり終りである。かわいている者には、いのちの水の泉から価なしに飲ませよう。」
(黙示録21:6)
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英語のアルファベットは「a」で始まり「z」で終わります。
新約聖書が書かれたギリシャ語のアルファベットは、アルファ「α」で始まりオメガ「ω」で終わります。
イエス様が「アルパでありオメガである」ということは、事の始まりから終わりまでずっとそこにおられ、私たちと関わりを持っているということです。
それはすなわち、人生どんな時でも必ず味方がいるということです。
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アメリカで受けたカウンセリングの授業の中で、
「人間は試練や困難の中にいる時、自分一人でもがいているとしか思えず、誰も助けてくれないと感じ出す。これを"Helpless feeling"(ヘルプレスフィーリング)と言う。」
と習いました。
冷静になれば、助けてもらえる手段や援助、支援する行政機関の1つや2つは考えつくものです。
しかし、この感情にとらわれている真っ最中は、援助してもらえるなどとは全く思いつきません。
誰も助けてくれないのだ、という現実だけが見えるので、「私がやるしかない」と頑張り出します。
これは周囲の人から見ると、「あの人は一切の援助を遮断して生きている」ように見え、手のつけようがないように感じられます。
しかし、当の本人は困りに困り抜いているのです。
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それはちょうど夜中に目覚めた人が暗闇の中でメガネを探すようなものです。
見えるようになるためにはメガネが必要です。
手探りで枕元をあちらこちらに手を伸ばしますが、ありません。
とうとう最後に、「どこかへ行ってしまった。無くなった!」と思ってしまい、絶望感に陥ります。
しかし必要なのは電灯のスイッチを入れ、部屋の中を明るくすることです。
明るくなればどこに何があるのか一目で分かります。
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あなたの心の電灯のスイッチを入れるとは、
「わたしは、アルパでありオメガである。初めであり終りである。」
というイエス・キリストの言葉を心に迎え入れることです。
この人生の暗闇の始めから終わりまで、途切れることなく共にいて下さる方がいるのだ、と知ることです。
そうすれば、キリストの光に照らされ、神の助けの糸が、1本、2本…と見えてくるはずです。
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「頑張らねば!」と思うその前に、まず神の光で心を照らし出していただきましょう。
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