今日のみ言葉【No.1659】(2017年12月 6日)「 救いを得る資格のある人たち(3)」
もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。
(第1ヨハネ1:9)
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「実はこんなことがありまして…」
と、人が自分の失敗を語れるのは、その出来事を受け入れているからです。
受け入れられない時は言葉にもできず、意識にも上らせないようにしていますから、
「あなた、こんなことがありましたね?」
と言っても、無表情な顔で見られたり、逆に不機嫌な顔で攻撃されたりします。
ふれられたくないのです。
しかし、一旦自分の失敗を認めると、
「ホント、私ってバカよねー!」
とニコニコしながら話ができます。
解放された自由な生活を送るか、グッと抑圧された生活を送るかは、自分をゆるしているかいないかにかかっています。
その解放の秘訣が今日の聖句です。
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自分の失敗や犯した罪を意識してはいるが、それらに縛られて身動きできない人こそ「救いを得る資格のある人たち」です。
今日の聖句は、それらを神の前にさらけ出しなさいと語っています。
そうすれば、とがめられたり、違反した分の罰が与えられたりはしないか…と恐れますが、聖書の約束はその反対で、
「その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる」
(第1ヨハネ1:9)
とあります。
罪を告白したらゆるされるのです。
つまり、神から全てのことが受け入れられているということです。
これはキリストの十字架の犠牲を土台としているキリスト教の福音の最大の恵みです。
だから自分をゆるし、自分のありのままを受け入れることができる。
この人生の先には明るい希望があり、力強く生きていける秘訣があります。
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秋元康氏といえば、かつての「おニャン子クラブ」や現在の「AKB48」等のアイドルグルーブをブレイクさせ、芸能界で向かうところ敵なしの人物のように思えます。
ところが、秋元氏プロデュースで多額の宣伝費を費やしたにもかかわらず、売れずに解散したグループも結構あります。
グルメレポーターの彦摩呂さんはその一員で、スリムなアイドルから真逆の体型へとイメチェンして成功した人なのだそうです。
さて、私たちは彼らの失敗などほとんど記憶になく、成功例だけに目が行きます。
つまり、人間とは他人の失敗に一瞬は目が止まれども、長くは覚えていず、やがて忘れるということです。
関心があるのは常に自分のことなのです。
人は意外と相手のダメな部分には目を止めていないということを知れば、
「変なことをやったらどうしよう」
とか
「失敗したら恥ずかしい」
と思って躊躇することにはほとんど意味がないことがわかるでしょう。
「人が見ているからできない…」
などという自惚れ(うぬぼれ)はさっさと捨てて、行動にとりかかり、失敗したらまた挑戦したらいいのです。
なぜなら
「誰も私のことなんか見ていない」
からです。
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あなたの失敗も成功も、罪咎過ちも、全て見ておられるのは天の父なる神様です。
その神が、
「もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる」
(第1ヨハネ1:9)
と約束しておられるのですから、それを信じ、祈りの中で神に自分の全てをありのまま告白したら、神に受け入れられている自分というものを発見することでしょう。
それが自分で自分を受け入れる基礎となるのです。
解放された人生はそこから始まります。
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一対一で神と面と向かい、告白することから始めましょう。
今日のあなたの一日が、伸び伸びと過ごせる日となりますように…。
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