今日のみ言葉【No.1622】(2017年10月11日)「 喜びのダンス」

そしてダビデは力をきわめて、主の箱の前で踊った。その時ダビデは亜麻布のエポデをつけていた。
(サムエル記下6:14)

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衆議院議員選挙の真っ最中ですが、今回の選挙ほど事前に候補者の本質があらわにされたことはなかったのではないでしょうか。

自己保身で右往左往する人、自分の信念を貫き通す人。

自分の踊りを踊ることに徹する人と、状況に振り回されて踊らされる人が明確に分かれたように思います。

王として選ばれたダビデは大成功を収めますが、それは神に従ったがゆえです。

その喜びを彼は踊りで表しました。

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ペリシテ人の脅威に対抗してイスラエルは王制を敷きます。

最初の王はサウル、そしてダビデ王、その子のソロモン王の時代と繁栄が続きました。

特にダビデ王の時代(紀元前1000年頃)が最盛期でした。

しかし彼はそれを自分の手柄とはしませんでした。

人間の努力によってではなく、神への従順が国家繁栄の基であると説いたのです。

「人を正しく治める者、神を恐れて、治める者は、朝の光のように、雲のない朝に、輝きでる太陽のように、地に若草を芽ばえさせる雨のように人に臨む」
(サムエル記下23:3-4)

自己の利益や政治的・経済的利益、現実的利益を求めようとして、あちらにもこちらにも「いい顔を見せる」のが人間です。

しかしダビデが生涯かけて徹したことは「神に従うことを第一とする」ということでした。

その選択は正しかったのです。

ダビデは自分が神と共にあることを感じ、その喜びを全身で現しました。

「そしてダビデは力をきわめて、主の箱の前で踊った。その時ダビデは亜麻布のエポデをつけていた」
(サムエル記下6:14)

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今日、あなたが神の前で踊る踊りはなんでしょうか?

一日の最後に、神に従う決断をしたがゆえの喜びのダンスを踊りたいものです。

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