今日のみ言葉【No.1377】(2016年 9月28日) 032 「ペテロ(ピリポ・カイザリヤの告白)」(2)
シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、生ける神の子キリストです」。
(マタイ16:16)
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弟子たちの中で、ペテロだけは目に見える人間の姿に目をとめず、イエス様の本質を告白しました。
「シモン・ペテロが答えて言った、『あなたこそ、生ける神の子キリストです』。」
(マタイ16:16)
人に神を認めさせるものは何でしょうか?
人間の生来の知性や教育、ひらめきや才覚ではイエス様を正しくとらえることは出来ません。
ただ神の霊が働く時にのみ、「イエスは生ける神の子キリストである」と告白できるのです。
「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』と言うことができない。」
(第1コリント12:3)
それは思いもよらない内から湧く力として実感されます。
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K子さんは子供の頃から「よく気がつきよく働く子」と評判を取っていました。
それは、両親から愛されているという実感を強く求めたかったからでした。
ところが、大人になり、自立し、社会に出ていろいろな人間関係に直面すると、単純にそうも行きません。
人の期待を先取りし、人の要求していさそうなことをこちらが気を回して先にやってあげたとしても、結果は必ずしも好循環とはならないこともあるからです。
夫のため、子供のため、誰それさんのため…。
そのように一生懸命他者のために生きると、予想通り報われることもあれば、全く反対の結果の、嫌われて文句を言われることもあります。
K子さんは混乱してしまいました。
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そんな折り、彼女は「子育ての勘所」というテープに出会い、教会に出席するようになりました。
そして、
「私はもう後ろに向かっては進まない。礼拝と祈祷会のない生活はしない」
と心が定まり、洗礼を受ける決心をしました。
ご主人にそのことを話すと、
「うちは仏教だけど、どうするのか?」
と尋ねられました。
結婚する前に、お互いの考えが違うようになったら離婚しよう、と決めて結婚されたほど仲の良いお二人でしたので、
「ああ、私一人、家族から離れて別の生き方をするのかな…」
と思いつつも、彼女の決心は変わりませんでした。
どこからそんな強い力が湧いてきたのか不思議なほど、K子さんは平安につつまれ、イエス様に従う道を突き進んでいかれました。
やがて、そのご主人も、お子さんも、ご家族すべてがクリスチャンとなられました。
生きて働くイエス・キリストが、K子さんに信仰の力を与え続け、そしてそのご家族を祝福に導いて下さったのです。
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信仰の力は聖霊によって与えられます。
神の霊の働きが今日もあるように祈る一日として参りましょう。
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