今日のみ言葉【No.1213】(2016年 1月21日)
あなたの民と、あなたの聖なる町については、七十週が定められています。
(ダニエル9:24)
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夜空にキラキラと星がまたたくのはなぜでしょう?
あまりにも遠い距離から届く光なので、地球に達する時に大気(空気)の層の揺らぎに影響され、人間の目には「またたき」として知覚されるのです。
ですから、太陽系内にある地球と近い惑星(火星、木星等)は光が強いため、キラキラとは見えません。
遠い星ははっきり見えないので、その代わりキラキラ見えるとは、神様も粋なプレゼントをしてくださるものです。
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ダニエル書第9章には「70週の預言」が記されています。
聖書学者たちの考察によると、1週とは7年を表し、クロス王のユダヤ人帰還の勅令が発せられてから数えて、イエス・キリストのエルサレム入城までで69週が完結したと言います。
最後の70週目は、イスラエルがメシヤを拒絶したのと、イスラエル自身がローマ帝国によって滅ぼされ、国自体が存在しなくなったため、不特定未来へ移動してしまいました。
これがヨハネの黙示録に出てくる7年間の患難時代であり、「荒す者」と表現された反キリストが全世界を破滅に導こうとします。
未来の「終末」はまだ遠くにあるため、星のように揺らいで見え、私たちにはその様相が明らかにはされていません。
しかし確かなことは、
「その定まった終りが、その荒す者の上に注がれる」
(ダニエル9:27)
ということです。
その最終的ゴールを見据え、現在の自分を生きること。
これが聖書預言を知りながら生きる人生の歩み方です。
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戦国時代のキリシタン大名として知られる高山右近が、今年「福者」として認定されるそうです。
「福者」はカトリックで「聖人」に次いで列せられるものです。
彼は「バテレン追放令」で領地を没収された後も信仰を捨てることなく、マニラに追放され、ついに日本に戻ることはありませんでした。
それだけ見れば、悲しい人生の終わり方のように思えますが、高山右近はこの世の人生のその先を見ていたのでしょう。
また、あの当時、キリストの救いを伝えに遥か彼方から海を越えてやってきた宣教師も、同じく、栄光の未来を信じて生きていたのでしょう。
高山右近没後400年。
このような未来が待っているのです。
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神のご計画には、定められた期間が備わっています。
祝福のゴールに目を留め、最終地点を目指して今日の歩みの方向を定めて参りましょう。
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