今日のみ言葉【No.1112】(2015年 8月22日)
わたしはあなたをこの民の前に、堅固な青銅の城壁にする。彼らがあなたを攻めても、あなたに勝つことはできない。わたしがあなたと共にいて、あなたを助け、あなたを救うからであると、主は言われる。
(エレミヤ15:20)
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毎年世相を映し出すサラリーマン川柳。
「管理職 なって入院 管理食」
という一句には、中間管理職は大変だなあと思うと同時に、クスリと笑わせるユーモアにホッとする気持ちも味わえます。
上と下に挟まれ、身体をこわすほどまでになって、さてどうするか?
解決の鍵は、原点に立ち返るということのようです。
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エレミヤ書第15章で、彼は中間管理職のような悲哀と行き詰まりを覚えていました。
上司側の神は滅びを宣告し、その決定は変わらないと言います。
モーセとサムエルという先輩は神にとりなしの祈りを聞いてもらえたのに、エレミヤのとりなしの祈りは聞いてもらえません。
彼は先輩と自分を比較し、自分の力不足を痛切に感じたのではないでしょうか。
部下側の民はエレミヤの言うことを聞こうとせず、悔い改める兆候はありません。
それどころか、エレミヤを迫害しました。
彼は神からの拒絶と民からの拒絶、そして内部から湧き上がってくる自分自身が自分を拒絶する思いを味わい、もう動くことができないほどの心の疲れを覚えていました。
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神はそのエレミヤにこう語られます。
「もしあなたが帰ってくるならば、もとのようにして、わたしの前に立たせよう。」
(エレミヤ15:19)
具体的にはどういうことでしょう?続けてこうあります。
「もしあなたが、つまらないことを言うのをやめて、貴重なことを言うならば、わたしの口のようになる。」
(エレミヤ15:19)
「貴重なことを言うならば」とは神の言葉を預かったそのまま語る、ということです。
神は初めから今に至るまで変わっていません。
エレミヤに最初に与えた職務を全うせよ、と語っておられるのです。
そうすれば、エレミヤが妥協して民の方に擦り寄る必要はありません。
「彼らはあなたの所に帰ってくる。しかしあなたが彼らの所に帰るのではない。」
(エレミヤ15:19)
とはこのことを示唆しています。
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自分で自分を「ダメだ」と自己評価してはならないのです。
どんなに「自分が悪い」と自分を責めたとしても、あなたを赦さない人はいるものです。
それどころか、あなたを「極悪人」と思って見ている人もいるのが世の中です。
周りの評価が何であっても、真の評価を下されるのは正式な審判の神のみです。
真の理解者は、あなたのために十字架につき、命を捧げて下さったイエス様のみなのです。
この方により頼み、キリストを杖として歩く時、
「私には私なりの理由があったのだ」
と初めて自分をゆるすことができるようになります。
そして、
「理解されなくてもいいんだ」
「私はこのままでOKなのだ」
という、強がりでも開き直りでもない、解放感に満たされます。
「わたしはあなたをこの民の前に、堅固な青銅の城壁にする。彼らがあなたを攻めても、あなたに勝つことはできない。わたしがあなたと共にいて、あなたを助け、あなたを救うからであると、主は言われる。」
(エレミヤ15:20)
この御方に忠実に生きることが、ブレない人生を送る秘訣です。
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神に導かれた原点に戻り、御言葉に忠実に生きる一日を今日も送って参りましょう。
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