今日のみ言葉【No.1068】(2015年 6月23日)

いにしえの日から、わたしが計画して今それをきたらせたのだ。
(イザヤ37:26)

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昨日は夏至で、今日から昼が短くなっていくのかと思うと少し寂しい気分になります。

だんだん暗くなるのが早くなり、やがて冬が来て雪に閉ざされる時期が来ます。

しかし、ずっとそのままということはなく、必ず、間違いなく雪は溶け、春がやってきます。

キッチリとこのサイクルを守られる神のわざの偉大さを思わされます。

神のご計画は事前に定められ、神はその通りに果たされるのです。

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イザヤ書第37章はアッスリヤの敗退が描かれている箇所です。

アッスリヤはその圧倒的な力でもろもろの国々を攻め滅ぼし、征服しました。

しかし神の言葉は驚くべきことを語っています。

「いにしえの日から、わたしが計画して今それをきたらせたのだ。」
(イザヤ37:26)

つまり、アッスリヤが自力で成したと誇ることも、実は神のご計画の中にあり、神の許しがなければ起こりえなかったことだというのです。

全てに渡ってご支配される神の全能の力がここで啓示されています。

全ては神の愛の御手が働いて起こされいる、と神の視点からものを見ていくと、どんな不合理な扱いにも惨めな失敗にも、神の愛のご計画が見えてきます。

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先日、結婚式の披露宴のスピーチを頼まれ、勇んで行って参りました。

最初の方はさすがに会社のトップの方だけあり、型通り、きちんとまとめられました。

次は私の出番。

楽しく話して堅い雰囲気を和らげて盛り上げてやろうという野心を持ってスピーチに臨んだのです。

結果は、見事にスベりました!

雰囲気を砕くなら方言を使うことだ、と、山形弁で始めたら、

「シーン…」

とっておきのジョークを披露しても、

「シーン…」

冷や汗が出る中、

「本日はまことにおめでとうございます」

と締めくくって、早々に席につきました。

世間を甘く見ていた自分に神様は厳しいムチを与えてくださったのです。

そして、いかに自分が教会の皆さんに受容してもらって聞いていてもらっていたのか、痛く分からせていただきました。

さて、私の次の乾杯の挨拶には、なんとも風采の上がらないおじさんが立たれました。

「マイク?マイクなんかいらない!」

と意味不明な言葉を語りながら、切々と話す彼の唇は震えていました。

「本当に、本当に…、おめでとう、…、乾杯!」

本当にハートのこもった言葉です。私の言葉とは天と地の開きがありました。

私は神様から、

「次はここを目指せ」

と実物を示されている思いがしました。

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「すべての道で主を認めよ、そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」
(箴言3:6)

今日も神のご計画を見出す一日として参りましょう。

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