今日のみ言葉【No.984】(2015年 2月19日)
油断することなく、あなたの心を守れ、命の泉は、これから流れ出るからである。
(箴言4:23)
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「今日のみことば」をキーワードにしてインターネット検索にかけると、トップに表示されていた時期がありました。
狂喜乱舞しました!日本一になれたと思ったからです。
数日後、同じ言葉で検索をしても、一番ではなく、ずっと後ろの方にやっと見つけました。
「なあんだ、そんなもんだな」とは思えず、ガッカリしました。
それは私の心の中に
「一番は素晴らしいが、それ以外はダメ」
という考え方が入っていたからです。
つまり、自分を傷つけているのは自分だったわけです。
早速、
「1番も2番も最下位も素晴らしい。そもそも存在していること自体が素晴らしい」
という考えに入れ替えました。
心を守る作業は毎日必要です。
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箴言第4章は、父の諭しと言われるところです。
ここには知恵者の父からの諭しが命令として出てきますが、それは絶対服従を誓わせる支配という類のものではなく、父の愛が下地にあり、愛から語っている命令です。
その中で、今日の聖句に
「命の泉」
という言葉が出てきます。
生きるエネルギーの出所です。
それはあなたの心であり、あなたが自分自身をどう思っているか、ということです。
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聖書は、
「油断することなく、あなたの心を守れ」
と語ります。
心は毎日、いろいろなものにさらされます。
膨大な情報が無制限に飛び交う現代では、注意していないと、いつの間にか否定的思いや偏った考え方を取り入れてしまい、自分で自分を「ダメだ」と落ち込ませてしまいます。
人は、「存在するだけで素晴らしい」と言って下さる神を見失っています。
ですから、自分の存在を支えるため、何かできることを作り、他者からの評価で自分の位置を確かめようとします。
しかし、人間には様々な価値観がありますから、あの人はあなたを良いと言い、あちらの人はあなたのことを悪いと言い、という具合で、私のように一喜一憂してしまいます。
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ですから、私達がまず心の中に入れることは、自分は神から愛されている存在だということです。
「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」
(ヨハネ3:16)
どんな失敗をしたか、過ちをしたか、人を傷つけたか、が神の愛を左右するのではありません。
御子キリストを信じる者の罪をすべてゆるし、永遠の命を与えたいと願っている父なる神に愛されていることを第一に覚えましょう。
そして、復活し、昇天され、被造物全てへの権威を与えられたイエス様が、私達に聖霊を注ぎ、その聖霊が働きかけ、全て相働いて最善として下さっていることを覚えましょう。
この神の光で自分の心を照らし出し、毎日、心のお掃除をすることです。
生きるエネルギー、命の泉はその心から湧いてきます。
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神の愛を心にとめる一日として参りましょう。
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