今日のみ言葉【No.3781】(2025年11月20日)「イスラエル、海を渡る(4)」

イスラエルはまた、主がエジプトびとに行われた大いなるみわざを見た。それで民は主を恐れ、主とそのしもべモーセとを信じた。
(出エジプト記14:31)

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女子駅伝の優勝チームへのインタビューがありました。

「勝った後、どうしたいですか?」

という質問に、さすが中学生・高校生の女子らしく、

「焼き肉が食べたい」「甘いものが食べたい」

という答えが返ってきました。

しかしすぐに、

「次の大会があるので、それはほどほどにして、食事制限をします」

と言葉が続きました。

やはり優勝チームのメンバーは違います。

出エジプト記のイスラエルの民も、救われた喜びの後に、したい放題の自由を得たわけではなく、主を恐れ、主とそのしもべモーセを信じる歩みへと導かれていきました。

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エジプトの軍隊は滅ぼされ、イスラエルは救われました。

しかし、その後、

「やれやれ、恐ろしい人たちがいなくなったから、これからは伸び伸びとやろう」

と、自己中心的に生きるためにイスラエルが救われたのではありません。

「民は主を恐れ、主とそのしもべモーセとを信じた」
(出エジプト記14:31)

こうなるためにイスラエルは救われ、この後、神の聖なる民として成長していくためだったのです(申命記7:6-11)。

これが出エジプト記の中心的主題です。

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新約聖書では、

「あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである」
(エペソ2:8)

と語られています。

出エジプト記でイスラエルの民が救われたのと同じように、私たちはイエス・キリストによって救われました。

そして、古代イスラエルが神の聖なる民として成長していったように、私たちもまた、神の作品として歩むよう招かれています。

「わたしたちは神の作品であって、良い行いをするように、キリスト・イエスにあって造られたのである。神は、わたしたちが、良い行いをして日を過ごすようにと、あらかじめ備えて下さったのである」
(エペソ2:10)

キリストの十字架を信じて救われたら、後は終わりだということではありません。

私たちの人生は、神の作品として造られていることに新たに気づき、神の御心にかなう良い行いへと導かれていく歩みへと続いていくのです。

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救いに感謝し、神の作品としての自分を生きて参りましょう。

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