今日のみ言葉【No.3684】(2025年 7月16日)「第四の災害(1)」
その日わたしは、わたしの民の住むゴセンの地を区別して、そこにあぶの群れを入れないであろう。国の中でわたしが主であることをあなたが知るためである。
(出エジプト記8:22)
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2011年3月11日に起きた東日本大震災で、私たちは災害に準備することを強く教えられました。
あのときの教訓を、今でもしっかり守っているでしょうか。
防災袋や水の備蓄、緊急時の連絡手段の確認などを日常的に続けているでしょうか。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の諺通り、防災意識が薄れ、「まさかまた起こるまい」と考えるようになっているとするなら、パロのことを笑えません。
神はエジプトにさらなる災いを下します。
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神がエジプトに下した災害の第4番目は、「あぶ」の大量発生でした。
あぶに刺されたら、それは痛いものです。
体質によっては強いアレルギー反応が出ますし、刺された部位の腫れだけでなく、細菌による二次感染を引き起こすことがありますから、気をつけなければなりません。
この災害を神がもたらす目的は、このように明確に書かれてあります。
「わたしが主であることをあなたが知るためである」
(出エジプト記8:22)
しかし、パロは一時的な悔い改めをしても、すぐ心を翻し、元のかたくなな心になり、イスラエルの民を解放せず、神の命じるとおりには行いません。
パロの心が変わらない様子は、次の記述にも現れています。
「ちょうど彼は水のところに出ている」
(出エジプト記8:20)
これは、エジプトの宗教儀式、すなわち自国の神々への礼拝を続けていたことを示しています。
彼はすでに3度も災いを受けているにもかかわらず、まだ主なる神に降参していません。
神は、このパロに対し、あぶの災いが単なる自然災害ではなく、主なる神が直接もたらしたものであることを示すために、こう語られました。
「わたしの民の住むゴセンの地を区別して、そこにあぶの群れを入れないであろう」
(出エジプト記8:22)
つまり、イスラエルの民が住むゴセンの地には、あぶの災いは及ばず、エジプト人のみが苦しむという、明確な区別を設けられたのです。
パロはこの明白な神の御業にどう応じるのでしょうか?
以下、次回に続きます。
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早々に神に降参し、神に明け渡す人生を送る人は幸いです。
我力をまとう人生から、神にゆだねる人生へと方向転換なさいますように…。
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