今日のみ言葉【No.3550】(2025年 1月21日)「不正な家令の話(1)」
イエスはまた、弟子たちに言われた、
(ルカ16:1)
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聖書を読む際に特に重要なのは、
「この言葉は誰に向けて言われているのか」
を確認することです。
ルカ15章のたとえ話は、信仰のある弟子たちに向けて語られた話ではなく、群衆に向けてイエス様が教えられたことでもありません。
パリサイ人や律法学者たち向けに語られたのです。
これを知って読めば、誤った解釈や、独りよがりの解釈に陥ることから守られます。
では、ルカ16章の不正な家令の話は、誰に向けて言われたのでしょう?
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「イエスはまた、弟子たちに言われた」
(ルカ16:1)
とあります。
従って、不正な家令の話は、弟子向けの話です。
ですから、あなたがクリスチャンであるなら、放蕩息子の話以上に心して聞かなければならない話です。
なぜなら、この話はあなた向けにイエス様が語られたからです。
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さて、弟子とは一体どういう人で、何をする人なのでしょう?
このような質問に対する答えは、パソコンやスマートフォンで検索をかければいくらでも候補は出てきます。
また、2025年からはAI(エーアイ、人工知能)が広く用いられるようになり、より適切で詳細な答えが簡単に得られるようになるでしょう。
しかし、まず自分で考えて答えを出すことが望ましいのです。
ある聖書研究会では、
・進んで訓練を受ける人
・先生の言うことに全て従う人
・事前に弟子としての教育を受け、伝道に派遣される人
・イエス様の教えを学ぶ人
という答えが参加者から出されました。
これらは模範解答ではなく、いずれも回答者が自分の状況に質問を関連させて考えた結果の答えです。
このような答えを自分の頭で考えることが収穫をもたらすのです。
模範解答は往々にして右の耳から左の耳に通り抜け、残らないものです。
しかし、世界でただ一つの、あなただけに当てはまる答えは残ります。
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では、模範解答です。
弟子とは、師に従う人です。
当時の弟子は、律法の教師であるラビと寝食を共にし、一緒に生活し、先生が行く先すべてに自分も一緒に行き、そこで実際の行動を学び、その通りに生きたのです。
ですから、まだまだ不十分な自分ながら、少しでもイエス様の教えに従い、その生き方にならいたいという思いがあるなら、あなたは弟子の一人として生きているのです。
これでルカ16章の話に入る準備ができました。
以下、次回に続きます。
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キリストに従う弟子として、歩みを進めて参りましょう。
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