今日のみ言葉【No.3549】(2025年 1月20日)「生活の処方箋(201)『縦よりも横』」

わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。神を待ち望め。わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう。
(詩篇42:5)

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「青春という字を書いて、横線の多いことのみ、なぜか気になる」

俵万智さんの一句です。

そう言われて、「青春」という字を見ると、縦よりも横へ横へと伸びる時期を表しているようです。

人は上に伸びたいと願いますが、上に伸びるためには、まず見えない大地の中に根を張らなければなりません。

根が浅くては、嵐が来ると倒壊することになるからです。

サミュエル・ウルマンが言ったように、青春とは年齢ではなく、豊かな希望の中に生きることのようです。

それは、上に伸びることではなく、与えられた状況を感謝して生きることです。

この生き方こそ、青春の本分です。

「なぜこのようなことを言われ、しなければならないのか」

という出来事に遭遇するたびに、

「私がやらなければ誰がやる」

という心意気で、深く、そして横に今週も歩んでまいりましょう。

(※田中信生の『生活の処方箋』より)

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活路が見出せず、成長が頭打ちになる時を人は通ります。

思うように行かなければ、うなだれ、夜の床で思い乱れるのは当然です。

ダビデも困難な状況に直面し、将来への不安や絶望感に打ちひしがれていました。

しかし、彼は絶望に陥る自分に対して、こう呼びかけました。

「わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか」
(詩篇42:5)

事態を改善し、早い内に「損」を回復して「得」を増やそうとするので苦しむのです。

その自分に対して、

「いたずらに思い悩むことは今の自分には適切な態度ではない」

と、ダビデは自分自身を第三者的に見つめて語っています。

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彼の答えは、

「神を待ち望め」
(詩篇42:5)

です。

横に根を張る生き方、すなわち、

「上に伸びることではなく、与えられた状況を感謝して生きること」

とはこのことです。

神様が人知を遙かに越えた最善を為して下さることを信じ、今までの神の御業をほめたたえ、希望を持って待つのです。

「わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう」
(詩篇42:5)

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朝の来ない夜はありません。

身動きできない今こそ、横に根を伸ばし、感謝の一つ一つを数え上げ、神との関係を密にして参りましょう。

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