今日のみ言葉【No.2440】(2020年12月26日)「今は恵みの時」

神はこう言われる、「わたしは、恵みの時にあなたの願いを聞きいれ、救の日にあなたを助けた」。見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である。
(第2コリント6:2)

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今年の4月、冬のコロナ対策として換気扇を新しくしようと街の電気屋さんに相談しました。

その時は値段の面で折り合わず、「またの機会に」となったのですが、11月にその電気屋さんから

「市の補助金の対象枠が広がって、教会さんにも適用されるようになりました。ただし期限は1ヶ月以内」

という連絡を受け、すぐに申請し、12月には以前より性能の良い換気扇と交換になりました。

神の恵みは必ずあると信じ、見出そうとする時、どこか思いがけないところで出会うのです。

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今日の聖句の「恵み」とは何でしょう?

パウロはイザヤ書49章8節の御言葉

「わたしは、恵みの時にあなたの願いを聞きいれ、救の日にあなたを助けた」

を引用しています。

これは直接的には世の終わりに起こる「イスラエルの回復」と「異邦人の救い」を語る預言です。

世界はまだ黙示録の大患難時代には到達していませんが、この預言の完成に向けて進んでいます。

その途上に生きる私たちは、神の恵みの色が徐々に深まっていく段階に生きているのです。

ですから、

「見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である」
(第2コリント6:2)

という時代を生きているのだと信じ、

「神は私を喜んで迎え入れておられるのだ」

と考えて生きることが、神の恵みを受け、しかも御心に沿った生き方であると言えます。

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今は恵みの時だと信じ、自分にできる最高のことをやろうとする時、神はその恵みを表してくださいます。

コロナウイルスのこの時期、クリスマスのキャンドルサービスをしていいだろうかと私たちは検討していました。

中止にして何もしなければ問題は起こりません。

しかし、私たちは何のために生かされているのかを考えた時、救いの喜びを伝え、神の栄光を現すために生きているのだという結論に達しました。

そこで、感染の可能性を限りなく低くしながら、集まれる人でやろうということになり、少人数、短縮プログラム、間を空けた椅子、マスク、換気対策、消毒等、ありとあらゆることをやって備えました。

さて、毎年ご近所の方々にクリスマスのプレゼントをお持ちし、ご挨拶に回ることにしています。

どなたも教会に好意的で、喜んで受け取ってくれます。

ところが、あるお宅の奥様が

「今年もなさるんですか?」

と聞いてこられました。

何かひとこと言いたそうな雰囲気です。

早速こちらは準備していた答を言います。

「少人数、短縮プログラム、間を空けた椅子、マスク、換気対策…」

そして

「讃美歌も1曲だけ静かに歌い、他は一人で独唱していただき、飛沫感染対策は…」

とまで言ったところで、その奥様が

「あら、歌は良いわよ」

とおっしゃるではありませんか。

聞けば合唱団に所属し、ボランティアで介護施設を訪問し、童謡や昔の歌謡曲をマスクをして歌う奉仕をしておられるとのこと。

歌っていると、高齢者の方々の表情が緩み、笑顔になり、中には涙を流して聞く人が見え、彼女は歌の力を体験で知っておられたのです。

思わぬところに神様は応援団を備えておられました。

神の恵みがあることを信じ、御心に応答しようと私たちが最善と思えることをしていく時、

「見よ、今は恵みの時、見よ、今は救の日である」
(第2コリント6:2)

という御言葉の成就を見るのです。

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神は今日もあなたを喜んで迎えておられます。

神の恵みが準備されていると信じ、あなたならではの最善を選択し、今日の一日も信仰の歩みを続けて参りましょう。

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Posted by maruyama