今日のみ言葉(2011年5月28日)【No.69】
「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。」
(創世記12:2)
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今日のみ言葉は、神からの一方的祝福を受けた人間が、それを周りに与える祝福の発信基地として生きることを語っています。
神から祝福が向けられることが始まりです。次はあなたがそれを受けることです。受ける準備は出来ているでしょうか?
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実は祝福を受けない人がいます。いえ、神様は天から注いでおられます。にもかかわらず、自分は受ける価値も資格もない、と与えられたものを捨ててしまうのです。
自分の心に、「私はダメ人間」というラベルを貼って生きている人です。ダメな人間だから、とそれにふさわしい否定的なものを拾い集め、祝福は「私には合わないもの」と拒否してしまいます。ですから、せっかくのアドバイスも自分への攻撃と感じ、防御的になり身構えてしまうのです。
「私の成長のために時間を割いてわざわざ言ってくれたんだ。ありがたい。これを次に生かさなければ」とは思えないのです。
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そのような人を捜し求め、会いに来て下さった方がイエス・キリストです。「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。わたしがきたのは、義人を招くためではなく、罪人を招くためである」(マルコ2:17)
あなたが神の祝福を受けることが出来るようにと、「ダメ人間」というラベルをご自分の「祝福された人」というラベルと交換して下さいました。これが十字架上でなされた神との和解です。
「和解」というギリシャ語には「交換」という意味もあります。人間の「罪」と神の子の「栄光」の交換がなされたことに気づき、宗教改革者のマルチン・ルターはこれを「歴史上最も不平等な交換」と書かざるを得ませんでした。
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あなたの心のラベルは交換済みでしょうか?心配な方は次のように祈ってみて下さい。
「神様、私にはこのラベルをはがすことは出来ません。あなたがいらっしゃって交換して下さい。あなたを受け入れます」
「明日になったら自分で自分のラベルを元の『ダメ人間』と書き直しているかも知れません。その時はまたお願いいたします」
「新しいラベルは居心地が悪くて仕方ありません。でも、今日一日、これでやり通すことが出来るように助けて下さい」
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私たちを祝福してくださる神に感謝し、祝福というラベルを毎日確認しながら歩んで参りましょう。
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