今日のみ言葉【No.1219】(2016年 1月28日)
わたしもまた、あなたにそうしよう
(ホセア3:3)
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2015年に命名された赤ちゃんの名前で、最も多く使われている漢字は、
男の子…「太」
女の子…「花」
だったそうです。
「太」からは、たくましく育ってほしいという親の思いが込められている感じがします。
また、「花」からは、花のように愛される人となってほしいという親の思いが感じられます。
しかし、ホセア書に出てくる子供の名前は、そのようなものとは全く違う名前でした。
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ホセアの妻ゴメルは、夫以外の男性との間に出来た子を次々と出産します。
ホセアはその子どもたちを受け入れて育てますが、自分の子でないことは知っていました。
命名の仕方でそのことが分かります。
エズレル(流された血)
ロルハマ(憐れまれぬ者)
ロアンミ(わが民でない者)
その後、ゴメルはホセアの家を出てしまい、奴隷にまで身を落としてしまいました。
ホセアは
「姦淫を行う女を愛せよ」
(ホセア3:1)
との神の言葉に従い、
「銀十五シケルと大麦一ホメル半とをもって彼女を買い取った」
(ホセア3:2)
とあります。
出エジプト記21:32によれば、奴隷一人の値段は30シケルです。
半額の15シケルと、小麦より質の低い大麦という物品で奴隷売買交渉成立ということは、彼女の価値は相当低く見積もられていたということでしょう。
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ホセアは彼女にこう語ります。
「あなたは長くわたしの所にとどまって、淫行をなさず、また他の人のものとなってはならない。」
(ホセア3:3)
ホセアの家にとどまり、他の男のところに行くな、ということです。
これは奴隷を買い取った主人としての命令や束縛ということではありません。
彼は続いてこう語ります。
「わたしもまた、あなたにそうしよう」
(ホセア3:3)
裏切り続けた妻に対して、自分から犠牲を払い、奴隷の身から解放させ、その妻に対して自分も誠を貫き通す。
これがイスラエルを愛する神の愛だと、ホセアの生き方を通して神は人々に知らせたのです。
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この神の愛に思いを巡らせ、神の愛に浸る一日として参りましょう。
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