今日のみ言葉【特選メールNo.32】(2020年 5月14日)「愛の視点」

神は愛である。
(第1ヨハネ4:8)

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メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手が他球団のピッチャーから対策を練られ、厳しいコースを攻められています。

しかし彼は弱音を吐かず、前向きな態度を崩しません。

打てる球は必ずストライクゾーン、つまりベースの上を通過するので、

・打てる球に対してバットを振る

・いいスイングを心がければ良い

と達観しています。

シンプルに一点に集中している人は強いのです。

クリスチャンの強さを養う秘訣がここにあります。

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神様が投げるど真ん中の直球は

「神は愛である」
(第1ヨハネ4:8)

です。

毎日色々な球が投げられてくる中で、「神は愛」というストライクを選んで逃さずバットを振る。

これがクリスチャン人生を野球にたとえた時の生き方です。

ところが、人生は打ちやすい球ばかり投げてもらえるとは限りません。

手元で急に曲がる球あり、ストレートと思いきやストンと落ちるボールあり、中にはデッドボールという体にぶつかってくる球ありで、ダメージを受ける時があります。

いえ、むしろ、そちらのほうが多いように思えます。

つまり、

「神は愛だというが、そうじゃないだろう。愛だなんて思えない例なんかいくらでも出せるぞ」

ということです。

確かにその通りです。

そのような現実の中で、「神は愛である」という選択をして生きることがクリスチャンの成長のための訓練となります。

愛というストライクだけを狙って打つ。

神は愛であるという選択をする。

これが神の祝福を受けるための鍵となります。

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そのように選択を変えた画家のMさんがおられます。

芸術家には奇人変人と人々から称される方々がおられますが、彼もその一人でした。

美を追求するあまり、お金も全精力も注ぎ込んで画に没頭するので、傍からはそう見えても仕方がありません。

彼の部屋に初めて行った時、真正面に襖絵があり、そこには女の人の幽霊が描かれていました。

その美しさと鬼気迫る迫力はとても言葉では表せません。

行ったのは真冬の2月。

真夏ならゾッとするほどの絵と言えたのでしょうが、真冬だったので私は凍りつきました。

さて、Mさんが教会に来てから、画風が変わりました。

彼はそれまで、様々な人生の不遇、矛盾、恨みつらみ、それらを全て絵を描くエネルギーにしてこられました。

しかし、神の愛を知り、神の愛を目に止める選択をするようになってから、絵にそれを表すことで描く絵が変わってきたのです。

暖かい絵が多くなってきました。

作品展を開いて、「祈りの手」という色もタッチも明るさも一変した絵が注目を浴びました。

購入した方のひとこと。

「やさしさがこぼれてくるようだ」

Mさんは今も教会で神の愛を見るため、目を澄ましておられます。

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今日も神の愛を選ぶ一日として参りましょう。

(※今日のみ言葉【No.1771】(2018年 6月 6日)より」

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Posted by maruyama