今日のみ言葉【No.848】(2014年 6月14日)
わが力なる主よ、わたしはあなたを愛します。
(詩篇18:1)
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もしあなたが明日から1週間、無人島で過ごさなければならないとしたら、何を持って行きますか?
「聖書です」
というかっこいい答は当てはまらないことにします。
専門家の答は「ナイフ」です。
生き残るためにただ一つ持っていけるとしたら、ナイフが一番有効なのだそうです。
では、もし今日あなたの家が火事になり、命からがら逃げるのが精一杯だとしたら、あなたは何を手に取って逃げますか?
つまり、あなたの人生を支える究極の選択とは何か、ということです。
聖書ではそれが神だと語っています。
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詩篇では第1節の前に小さい字で書かれている部分があります。
どんな状況で作られた詩なのかを説明しているのです。
第18篇では、サウルの追求から救い出された時にダビデが詠んだ歌だということが記されています。
厳しい追っ手から解放されたのです。
その最初の一言が、
「わが力なる主よ、わたしはあなたを愛します。」
(詩篇18:1)
でした。
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ダビデにとって、どんな困難の中にいる時でも、神が彼の力の源泉となりました。
私たちはどうでしょうか?
困難の時、どこから力を得ようとするでしょうか?
「腹がへっては戦が出来ぬ」
「まずおいしいものを食べてから…」
と、食事を第1のエネルギー源とする方もおられるでしょう。
経験豊富な人に相談することも有効でしょう。
俗に、人・物・金、と言いますから、いざという時のためにしっかり貯金をしていることも力となります。
しかしダビデにとって力は神から来ていたのです。
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人も物もお金も取り去られた状況に置かれ、望みが絶えた時、神だけが私を見捨てないという事実が鮮やかに目の前に映し出されます。
「わが力なる主よ、わたしはあなたを愛します。」
(詩篇18:1)
このように真に祈れるのは、人生の不遇の時を過ごした人だけです。
それゆえ、試練や困難が来る時、絶望に沈まなくともよいのです。
何もかも取り去られても、神だけが私から離れない、という朽ちることのない宝物を見出すからです。
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力となって下さる神に今日も頼り、いただいた力で生きていく今日として参りましょう。
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