今日のみ言葉【No.3754】(2025年10月18日)「生活の処方箋（266）『人生のパラリンピック』」

ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう。
（第2コリント12:9）

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オリンピック選手は、次の3条件が必要と言われます。

第1はアビリティ（Ability＝才能）、第2がチャンス（Chance）、第3がエクササイズ（Exercise＝訓練）です。

これらの英語の頭文字を取ると、エース（ACE）となります。

しかし、ハンディキャップや試練があっても、このエースは生かすことができるようです。

オリンピックと共に、パラリンピックが行われますが、パラリンピックのエースは、第1にアナザー・アビリティ（Another ability＝もう一つの能力）、第2がクリエイティビティ（Creativity＝創造力）、そして、エンジョイ（Enjoy＝あるがままを喜ぶ）の3つです。

人は誰にでも欠けがあり、大小の障害を持っているものです。

ですから、人生のパラリンピックにおいて、障害、試練に振り回されず、また、とらわれず、エースを用いて勝者となりたいものです。

（※田中信生の『生活の処方箋』より）

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使徒パウロは、

「わたしの肉体に一つのとげが与えられた」
（第2コリント12:7）

と告白しています。

聖書学者の多くは、それはおそらく眼病であっただろうと言います。

パウロは、自分の肉体の苦しみ（「肉体のとげ」）を取り除いてほしいと願いましたが、神はそれを拒否なさいました。

それが今日の聖句の

「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」
（第2コリント12:9）

なのです。

神は、パウロ自身の弱さや試練を通してこそ、神の力が完全に現れると教えられたのです。

自分の障害や試練を、神の栄光を示す機会として捉えること。

それが、自分にとらわれずに神の視点でものを見る秘訣となります。

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弱さを通して神の力が働くことを期待し、人生のパラリンピックに参加していきましょう。

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