今日のみ言葉【特選メールNo.33】(2020年 5月15日)「神の命の水」
この水は東の境に流れて行き、アラバに落ち下り、その水が、よどんだ海にはいると、それは清くなる。
(エゼキエル47:8)
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年間3億人を失明の恐怖から救う抗生物質「イベルメクチン」。
今年(2015年)ノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智先生の功績です。
その元となった微生物は、何と静岡県のゴルフ場近くの土壌から採取した土の中にあったというのは驚きです。
今や「イベルメクチン」は胆管がんの抑制にも効果があることが発見され、今後も多くの人間・動物の命を救うことでしょう。
私たちの周りには、まだ現れていないだけで、身近にそっと潜んでいる神の宝物が、あなたに見出されるのを待っているのです。
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エゼキエル書第47章では、神殿から湧き出る水が川となって死海に注がれることが記されています。
「死海」は塩分濃度が30%(海水の10倍)もあり、その名の通り、生き物が存在できない死の湖です。
しかし、エゼキエルが見た未来の時代、神殿から注がれる水によって死海が清くなり、
「この川の流れる所では、すべてのものが生きている」
(エゼキエル47:9)
という状態になるのです。
今、現在、どんなに希望が見えず、見えるのは死の湖だけであったとしても、神の可能性はゴルフ場の土の中に、あるいは、砂漠の真下に眠る原油として、今そこにあります。
「おおよそこの川の流れる所では、もろもろの動く生き物が皆生き、また、はなはだ多くの魚がいる。」
(エゼキエル47:9)
という未来は描いて良いのです。
神は最終的勝利を約束してくださっているからです。
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今教会で活躍しているYさんと初めてお会いした時、この人ほどニヒリスティック(虚無的)な人はいるのだろうか、と思ってしまいました。
どんな慰めや励ましや肯定的言葉をかけても、彼女の中に入ると、スッと消え去り、
「ああ、そうですか」
の返答が来るのが関の山。
何の甲斐もなく、全てが無になるような、まさに虚無の世界が私にも感染しそうな感覚を味わいました。
しかし今思えば、毎回、確実に、Yさんの心の中には神のエネルギーが貯蓄されていたのです。
透明なコップならどのくらいまで入ったかわかるので、
「もう少しだな」
と頑張る気も起きるのですが、彼女の場合は中身が見えない大きな湯呑み茶碗のようなものでした。
いくら心に注いでも、内側の状態は見えませんから、諦めたほうが楽に思えだします。
しかし、湯呑み茶碗は、注ぐことをやめないでいると、ある日突然あふれ出します。
透明なコップなら、あふれるまで注いでやめることができますが、湯呑み茶碗は中身が見えないだけに、こちらもどんどん注いでいるので、あふれ出したらしばらくの間は止まりません。
周りが驚いているのを尻目に、彼女はあれよあれよという間にどんどん成長していってしまいました!
命の水は注ぎ続けることが肝心なのだと学んだ時でした。
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神の命の水があなたにも今日注がれています。
死海が命の海に変わる日が備えられていることを信じ、今日も一歩を歩み出しましょう。
(※今日のみ言葉【No.1202】(2015年12月24日)より)
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