今日のみ言葉【No.849】(2014年 6月16日)
主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。
(詩篇19:8)
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セルジオ越後氏は辛口のサッカー解説者として有名です。
昨日のワールドカップ日本代表の敗戦に対して、彼はどのくらい徹底的に日本チームを叩くのだろうかと、恐いもの見たさで記事を読んでみました。
すると、「日本は理想とするスタイルを貫き通せ」とエールを送っているではありませんか。
驚きました。
と同時に、
「ははーん、セルジオさんにこう言わしめるほど相当ひどい戦い方だったんだな」
とわかりました。
彼はブラジルから日本にわたり、日本サッカーを底辺からレベルアップすることに数十年を費やしてきました。
ですから、誰よりも日本代表の面々へ熱い思いがあるのです。
時に叱咤し、時に慰めと励ましを送る。
根底に愛がある人の言葉は、耳には痛くとも、心にはジワリとしみこむ栄養となるものです。
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神の言葉もしかり。
「主のさとしは正しくて、心を喜ばせ、主の戒めはまじりなくて、眼を明らかにする。」
(詩篇19:8)
聖書の言葉は単なる規則や教訓、名言集ではありません。
あなたを愛するがゆえに十字架で命を捧げた方の言葉なのです。
決してあなたを悪いようにはしません。
言葉の背後にある熱い愛を知る時、私たちは聖書の神の言葉を通して命を得ていくのです。
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宗教改革者のマルチン・ルターは修道士として難行苦行に励んでいました。
自分はまだ
「あるべき姿」
にはなっていないと感じていたからです。
そしてそのエネルギーがどこから出ているかというと、
「このままでは神様に怒られる…」
という義なる神に対する恐怖からでした。
やがて彼は難行苦行は救いに関して無駄であったと悟ります。
「私が恵みの神をとらえるのではない」
「神が私の先回りをして、私をとらえようとして待っておられる」
という神の愛が分かったのです。
ルターの心に平安が宿り続けたのはこの時からでした。
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聖書の言葉の背後にある神の愛を確認する一日として参りましょう。
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