今日のみ言葉【特選メールNo.36】(2020年 5月18日)「神のたなごころ」
見よ、わたしは、たなごころにあなたを彫り刻んだ。
(イザヤ49:16)
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タトゥー(tattoo いれずみ)がファッションとなっている時代ですが、色々と不利なこともあるようです。
たとえば、温泉やプール等の公共施設への入場を断られたり、医学的理由で病院のMRIの検査を受けられないケースもあります。
除去するにしても、もとの肌に戻るわけではありません。お金もかかります。
刺青を入れるとしたら、死ぬまで消さない覚悟が必要のようです。
タトゥーをお勧めするわけではありませんが、永遠の愛を誓うのに、これほどはっきりした表し方はありません。
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今日の聖句には、刺青を入れる以上の並々ならぬ神の愛が示されています。
「見よ、わたしは、たなごころにあなたを彫り刻んだ。」
(イザヤ49:16)
神はご自分の手のひらに、あなたの名前を彫り刻んでおられるのです。
この背景には、出エジプト記の大祭司の衣装の指定があります。
「その宝石はイスラエルの子らの名に従い、その名とひとしく十二とし、おのおの印の彫刻のように十二の部族のためにその名を刻まなければならない。」
(出エジプト記28:21)
肩当てに2個、胸当てに12個ある種々の宝石一つ一つに、イスラエル12部族のそれぞれの名前を刻み込め、という神の命令です。
それは、神がイスラエルを宝石のように輝かしいものだと考えておられ、またその一人々々を決して忘れることがない、という意味です。
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バビロン捕囚から帰ってきた民には、
「たなごころにあなたを彫り刻んだ」
と言うくらいの強烈な神の保証が必要だったのです。
それほど、帰還当時のエルサレムは荒廃し、夢と希望を持って帰ってきた民の心を打ち砕きました。
彼らは、神に捨てられた、と思ったに違いありません。
しかし、神はいかなることがあっても私たちをお忘れになることはありません。
私たちがどんな状態にあっても、その愛は変わりません。
「たなごころにあなたを彫り刻んだ」
とは、そのような神の強い愛を表しているのです。
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若い時にやんちゃな時代を過ごしたある女性は、腕にタトゥーを入れていました。
やがて彼女はイエス様と出会い、洗礼を受け、クリスチャンとなりました。
昔入れたタトゥーは、忌まわしい過去として除去したでしょうか?
いえいえ、むしろ夏になると、堂々とノースリーブの服を着ています。
彼女は一切隠そうとしません。むしろ誇りに思っています。
なぜなら、その図柄が、「ぶどう」だからです。
彼女はこう言います。
「神様は、私を、あのやんちゃな時代からもう選んでおられたんですよ」
そして
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。」
(ヨハネ15:5)
を自分を支える御言葉とし、豊かな実を結ぶクリスチャンとして生きておられます。
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神の愛が見えない時でも、神の愛は変わりません。
忘れられてはいない、ということを私たちも心に彫り刻み、今日の一日を歩んで参りましょう。
(※今日のみ言葉【No.1080】(2015年 7月 7日)より)
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